白 尾 山(1613m)

2月27日 10:00ゲレンデトップから登山開始、尾根道の壺足を踏んで下る、シールを貼り付けたスキーは前には滑るが後には滑らないようになっている、最初の下りは急でストックで突っ張りながら恐る恐る下る、コブの登りは適度にシールが効いて快調に進む。

登るにつれ雪が舞ってきた、今日も駄目かと思いながらも、尾根もはっきり、トレースもはっきり先行者がいることが確かで安心続行、一時間も過ぎた頃雪も止み陽も差してきた。

壺足のトレースに降った雪の状況から先行者が下りて来る頃と思いながらの登下高を繰り返し、最後の急登に来た時上の方で弾んだ黄色い声、多分シリセードと想像した、男性を先頭に女性3人が降りてきた、共に元少年少女。

話によれば、頂上を通り越し、次のピークまで行ってしまった、頂上は直ぐそこでテープがいっぱい巻いてあるから分かるということである。

頂上直下は開けた急斜面に深く広い一条の溝(シリセード跡)があった、シールを貼ったスキーでの直登は無理で斜登高で頂上に達す(12:20)。

青天見渡す限りの眺望、来て見れば最高、これ以上のものはなし。

先ずは下山準備にかかる、スノートレッカーを靴から外し、板からシールを剥ぎザックに収める、次に写真撮影済んで昼食、パンとコーヒーの予定、コーヒーは車の中、仕方なくザックに腰をかけ、冷たいお茶でパンをかじる、白いイトシロの山々を眺めて時を忘れる、静止していると指先が冷たい、北風が下山を促す、スキーを滑降モードにして13:00頃出發。
 頂上直下は立ち木が無く急斜面斜滑降で気持ちよく通過、続いて雑木の疎林、少年の技量ではうまく通過できない、スキーを横に滑らせては樹間のコース取り、これが結構時間をくう、これを繰り返し降る、木の無いバーンに来るとホットする、自由にターンができるから、2〜3箇所このような所で写真休憩。途中左膝裏の筋がつってきた、休めのシグナル、眺めのいい所でどっかと腰を下ろす、ゲレンデが目の前である。

いよいよ、ゲレンデトップへの登り返しの急登、トレースは堅いのでつぼ足の方が楽に思えたが、ここまで来てスキーをはずすわけもなく、横向きに登りゲレンデに出た(15:25)。

益々青天が広がり、視界良く嶺峰の奥に一際白く高く、白山が輝いていた。

スキーを脱ぎ、ザックにどかっと座って白山を眺めての大休止、本日のスキートレッキングも無事終了安堵のひととき。

スキー場のスピーカーから最上部のリフトは15:30を以って運転終了の放送、もうゲレンデトップには誰もいない、暫くして、若いパトロールの3人が来て、そろそろ降りて下さいと促され腰を上げた。

ゲレンデには人影はない、圧縮された滑りやすい斜面、カービング板のせいかターンも容易、独り占めのゲレンデ

幅一杯に使ってのターン、スピードも思いのまま、爽快。

尾根道の登下高では思うように滑れなかったが、最後に思いがけないご褒美が待っていた。

ゲレンデトップからの

    白尾山
頂上からの

石徹白の山々

中央に野伏ヶ岳
頂上付近にて
巨大なシリセード
帰りの尾根の樹間から

   白 山