秋の日や靴脱ぎ石に猫深寝
秋深し此処より川は向きを変え
秋祭り囃子の笛の近ずきぬ
畦曲がり形のままに曼珠沙華
木犀の金箔めきて散りにけり
二〇〇二年十一月
笹の露ビ|ズ玉のごとくあり
挨拶の声かけさうに案山子かな
四才の絵手紙の着き敬老日
爽やかや薬飲むこと忘れをり
二〇〇二年十月