野臥ヶ岳

先月中頃、野臥ヶ岳(1674m)に4人(スキー3人、スノーシュー1人)でダイレクト尾根に取り付き、膝半分の重い雪のトレースを踏み、主稜線直下付近でホワイトアウトと強風のため頂上を目前にして敗退した。

今回(4/1)登山組4人、07:10イトシロ林道登山口発、和田山牧場跡まではスノーバイクと登山者の踏み後で壺足で歩行08:30同牧場跡着。

針葉樹林帯の長い林道から広い雪原に飛び出し、パノラマ状に広がる白い山々、雪原の台地に立った時、正に別天地、少年は今冬4回目、ピークハントの意欲も無くなるほどの感動を与えてくれる。

小休止の後、雪面は絞まっており壺足のままダイレクト尾根を目指す、日差しを浴びた尾根道はザラメ雪、足首まで被るが壺足のまま、先行者は4人踏み跡は確かである。

登るほど急勾配となり、ワカン装着、晴天風も無く穏やかな日和、右に別山、白山、左に小白木山、背後に毘沙門岳、鷲ヶ岳、東方の御岳山は霞んで見えない。

急登は続く、どかっと雪中に腰を降ろして息を入れ山を眺める。

前回は多分、木立が無くなった付近でホワイトアウトと強風のため敗退した。

更に急登となり、尾根も登るにつれ細り、雪庇の壁に突き当たる(高さは背丈弱)これをよじ登り主稜線に出る、ここが北東尾根との合流点。

主稜線は強風に曝されるせいかアイスバーン状、左側は雪庇、谷に切れ落ちている、ピークは眼前慎重にワカンで進む平らなピークに達す(12:10着、林道登山口から、ジャスト4時間)。

360度の展望、白山は別山を前に更に別山は山並みを幾重にも重ねて大きく聳えていた。

12:45下山開始、ワカンのままアイスバーンの斜面を慎重に下る、雪庇の所に来て、さて、どうして降りるべきか思案、雪庇の壁はざらめ状、崩れないように願って横向きに降りる、転倒したらかなり滑落する。

難関を過ぎ、来た道を牧場跡へ、ここまで来れば下山したも同然、小休止、山座同定して林道を下る登山口着15:45(下り3時間)。

顧みて

雪庇の手前でアイゼンに履き替え、雪庇、主稜線のアイスバーンと踏んで行くべきで、アイゼンを履く場面ではピッケルも必要ではないかと思えた。

野伏ヶ岳頂上からの嶺峰